蔵の歴史：
　１８３０年創業。１９０６年に会社組織へ変更。庄川の伏流水を仕込みに用い、越後杜氏が醸す。通好みの辛口の酒造りの伝統を守り続けている。
銘柄の由来：
　日本三名山のひとつとして名高い立山のような立派な酒を造ろうとの心意気が酒名になった。

蔵の歴史：
　初代亀次郎は、その当時岩瀬の五大家と言われていた廻船問屋から妻を迎え、その北前船に乗り、開拓の地北海道旭川で酒造業を興した。 とても大きな規模まで成長するが、明治３６年の寒波の後明治３８年に現在地の岩瀬に戻った。
銘柄の由来：
　岩瀬では「岩泉」という銘柄で始めたが、昭和の始め頃苗字の桝田にちなんで「満寿泉」とまことにめでたい名をつけ販売し、成功した。

蔵の歴史：
　文政六年(1823年)創業。初代当主の車多太右衛門が諸国行脚の折に口にした酒の旨さが忘れられず、自ら居するこの地に酒蔵を構え、 旨い酒をとの一心で酒造りを始めたと伝聞される。
銘柄の由来：
　創業当時、酒蔵は鬱蒼たる森に囲まれており、木々の葉のすれ合う音が、まるで天狗の舞う音に聞こえたそうだ。 その謂れから酒銘が「天狗舞」と名付けられた。

蔵の歴史：
　霊峰白山の眺望がすばらしい加賀の地は、平安末期より室町中期にかけて７つの荘園があった。 その当時、ここ八日市は「額田の庄」と呼ばれていた。
銘柄の由来：
　ある年、米の大豊作となり人々が祝った様が、いつまでも続くようにと祈って「常きげん」と命名された。

蔵の歴史：
　明治３年創業。蔵のある安吉町は手取川扇状地のほぼ中央に位置し、戦国時代には約１世紀にわたって一向宗門徒が国を治めた城下町。
銘柄の由来：
　霊峰白山からとうとうと流れる手取川の恩恵に感謝して「手取川正宗」と命名。その後「翁の友」を経て昭和５６年に「手取川正宗」が復活。

蔵の歴史：
　寛永２年(1625年)創業の金沢で最も長い歴史を持つ酒蔵。
銘柄の由来：
　福光屋は最初複数の銘柄を持っていたが、級別制度の導入に伴い銘柄が淘汰され、当時最も上級酒であった「福正宗」が残された。 様々な商品政策が必要となった現在、「黒帯」「加賀鳶」などの複数の銘柄を持つ。

蔵の歴史：
　加越は昭和36年（1961）に北陸3県の蔵元が合併し、再生した会社。
銘柄の由来：

蔵の歴史：
　明和五年（1768年）宗玄忠左衛門という古き百姓が酒造業をはじめた。
銘柄の由来：
　畠山左衛門尉宗元が鵜島村地内に田地二百石を贈られ、宗玄と改姓して一戸を構えた。

蔵の歴史：
　江戸享保年間に創業。明治中期に『萬歳楽』というブランドを始めた。
銘柄の由来：
　古来より「萬歳楽」という舞楽があり、めでたい席で舞と演奏が披露されてきた。 そして、世阿弥元清作の謡曲「高砂」には「千秋楽は民を撫で、萬歳楽は命を延ぶ」という一説がある。

蔵の歴史：
　両替商、庄屋を先祖に持ち、現在で十一代目。昭和４３年にいち早く大吟醸を商品化した。
銘柄の由来：
　「梵」とはサンスクリット語で本物を求める・真理という意味。戦前まで「越乃井」の銘柄で、その中で最高の酒だけが「梵」でした。 昭和３８年に銘柄を「梵」に統一した。

蔵の歴史：
　享保１８年(1733年)初代七右衛門が金物商で創業。明治初期の２度に渡る町全体の大火を経て復興後、明治３４年酒造業として創醸。 昭和６０年代より特定名称酒に特化し、鑑評会等で優秀な成績を連続している。
銘柄の由来：
　謡曲「花筐」の一節より、花の垣根を愛でながら珠玉の雫に酔ったことから「花垣」という銘柄が生まれた。

蔵の歴史：
　1804年（文化元年）石田屋二左衛門が石田屋本家より分家し、現永平寺松岡春日にて酒造業を創業。
銘柄の由来：
　九頭竜川の古名「黒龍川」にちなんだ銘柄「黒龍」の記録がある。